2011年07月19日
電子書籍界の改革!?
こんにちは。パートナー事業部多賀谷です。
皆様は電子書籍を利用されていますか。
現在は、電子書店によって、文書フォーマット、ビューワ、対応端末や利用方法が異なり、
電子書店ごとの本棚で管理するのが電子書籍界の常識です。
そんな中、電子書籍販売サイトが乱立していて、どこのものを使っていいかわからないですよね。
様々なジャンルの電子書籍を異なる電子書店で買っていたら、
ビューワや本棚だらけになっていたなんてこともありそうですね。
ひとつにまとめたいという方は多いはず!
これは電子書籍が一般に広く普及するための一番のネックではないでしょうか。
そこで、大日本印刷株式会社が、電子書籍の読書環境を統合するインターフェイスとして
「オープン本棚(仮称/無償提供予定)」を株式会社インプレスR&Dと共同開発しました。
これからは、文書フォーマットやビューワの異なる複数の電子書籍販売サイトで購入した電子書籍を、一元管理する本棚を作ることができるようになります。
今回はアンドロイドOS用の試作版とのことですが、今後はiOSやWindowsなどにも対応し、どのような電子書籍端末でも、同じ操作で読書や本棚の整理をできるようにしていくそうです。
世界最大規模で日本の印刷業界を支えてきた総合印刷会社が、電子書籍流通の環境整備に動き出しました。
インターネットの到来でおされる印刷業界の重鎮が、生き残りをかけた施策は果たしてうまくいくのか。
注目されますね!
- by 多賀谷真帆
- at 19:22
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