2012年01月17日
facebookで天国からのメッセージ
こんにちは、パートナー事業部の西内です。
ソーシャルメディアサービスが普及して、今や会った事の無い人と友人になったり、更には恋人までもが作れるようになりました。
直接顔を合わさない相手と深い関係を築くなんて…とネット上の交流を嫌煙する方もいるかもしれません。しかし、逆に顔を合わさないからこそ日々の悩みを打ち明けやすいという意見もあるでしょう。
そんな中、もしあなたがネット上の友人から遺言を受け取ったらどうしますか。
今回ご紹介するサービスはイスラエルの新興企業Willook社が開発したfacebookアプリ『if i die』です。
このアプリで前もって、動画やテキストメッセージを残しておくと、自分の死後にそれらを自動的に投稿することができるのです。
予定を立てて段階的にメッセージを公開する設定にすれば、例えば毎年子どもの誕生日にお祝いのメッセージを贈ることも可能です。
気になるユーザの生死の判断は、facebookの友人から前もって選ばれた「信託先」の3人によって決められます。3人が全員一致で死亡を認めないとメッセージは公開されないので、「信託先」は頻繁に連絡の取り合う人でなければならないでしょう。
機能こそ特別珍しいものではありませんが、このアプリは、本名や顔を公開し他のSNSに比べ現実の人間関係が現れやすいfacebookで行う事で、違った意味合いを持つサービスへと発展した良い例ではないでしょうか。
ユーザが亡くなった場合のアカウントについて、ネット上では様々な論議が交わされていますが、色々なWEBサービスを利用する身としては自らのその後を考えるきっかけとなりそうです。
ちなみにfacebookではユーザアカウントが「追悼(memorial)」に変更でき、IDを維持し続けることができるそうですよ。
- by 西内知枝子
- at 13:13
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