2013年03月12日

あなたは死んだ後もTwitterで生き続けたい!?人工知能を使ったユニークなサービス。

FacebookにTwitter、mixiにGoogle+……世はまさにSNS戦国時代。同時に複数のSNSを活用している人も多くいるでしょう。毎日なんらかの投稿をして、常に自分と共にあったアカウントですが、自分が死んだ後にどうなるのか、考えたことはありますか。
“パスワード情報が分からずアカウントが凍結してしまうのでは?”、“アカウントを乗っ取られ悪用されてしまうのでは?”、死後のSNSに関する問題は、最近になって注目されつつあります。これもSNSが一般化した社会が生んだ、新たな問題と言えます。
そんな中、アカウントを削除するサービスではなく、逆に本人が健在であるかのように投稿し続けてくれるサービスがあることをご存知でしょうか。

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イギリスの広告代理店がロンドン大学クイーン・メアリー大学と取り組んでいる実験的サービス「LIVESON」。
「LIVESON」でアカウントを作成すると、まるで本人がつぶやいているかのような投稿をし続けてくれるというものです。
当サービスは従来のインターネット・ボット(あらかじめ設定した内容を自動的に投稿するプログラム)とは違い、人工知能を使って、ユーザのアカウントでつぶやかれた内容から好みや発言傾向の分析を行います。
さらに、自動的に投稿されたつぶやきにフィードバックすると、学習し、よりユーザに近い形に変化していくのです。これにより、人工知能を上手く育てて、自分の分身を作る楽しさが生まれるかもしれません。

人知れず人工知能が本人になり代わる様は、まるでSF小説のようですが、今やそんな話もフィクションの世界ではないのかもしれません。このままベタな展開を期待するのであれば、国の要人や有名アーティストのSNSが全て人工知能だった……というところでしょうか。
現実的な当サービスの活用方法は不明ですが、このようなユニークなサービスで奇をてらうのも面白いかもしれません。

「LIVESON」WEBサイトはコチラ>>

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