2013年06月14日

渋谷で傘をシェアリング。梅雨の時期の強い味方『SHIBUKASA』

平成25年5月29日頃、東京は梅雨入りとなりました。毎年ニュースでこの言葉を聞く度に、少し憂鬱な気分になる人も多いでしょう。濡れて足場が悪くなるだけでなく、傘という手荷物が一つ増えるだけでも億劫です。
「きっと大丈夫だろう」とたかを括った結果、店を出た瞬間に降られてしまったなんて経験はありませんか。そんな時、天の助けとなるのがこのサービス。

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傘の無料シェアリングサービス『SHIBUKASA』。東京の渋谷周辺(徒歩30分圏内)と渋谷駅を通過する各種路線の沿線にある店舗が提携して、廃棄されたビニール傘を“置き傘”として再利用するサービスです。
最近ではバスの車内や病院等で“置き傘”を貸し出している様子を目にしますが、当サービスは複数の店舗が提携しているので、使った傘を他の店舗へ返却しても良いのです。
さらに、返却時には提携店舗で利用できるアースデイマネー(50円分の割引券)がもらえるという特典付き。
その他にも、『SHIBUKASA』のスマートフォンアプリやFacebook・Twitterにも随時情報を流すので、傘を設置する側としても店の宣伝効果を得られるというわけです。

日本の傘の出荷量はゆうに1億本を超え、その6~7割がビニール傘と言われています。
そしてそのうちのほとんどがすぐに廃棄されているのです。遺失物センターに雨が降る度に多くの傘が運ばれてくるのも、ビニール傘特有の“失なればまた買えば良い”という所有意識の薄さが原因でしょう。
今やこのビニール傘が社会問題となっているからこそ、このようなサービスが広がることを切に願いますが、借りることを前提にするのではなく、あくまでも天気予報にしたがって自ら“備える”ことが大切だと気づかされます。

『SHIBUKASA』公式サイトはコチラ>>

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