2013年07月10日

隠されると知りたい!人間の欲求に訴えかけ売上4倍。

デジタルオーディオが一般的となった今、かの昔、一斉を風靡したウォークマンはもちろん、CDプレーヤーですら過去の産物となりつつあります。また、今では音源をネット上で購入できたり、違法アップロードが蔓延していることでCD自体の売上も激減しています。
そんな「CD不況」真っ只中で、売上を4倍に伸ばしたレコードショップがあるのを皆さんはご存知でしょうか。
渋谷区の裏路地に佇むレコードショップ『残響SHOP』。
なんとここでは、CDのジャケットを隠した状態でディスプレイしているのです。
(細かく言うと音源を録音したサンプルCD-Rがディスプレイされています)
店内にあるCDはどれでもその場で視聴ができ、例え興味があっても購入前にはアーティスト名や曲名を教えて貰えません。興味があり、その音楽を気に入ったのなら、買って自分で確かめるしかないのです。
このような販売方法にしたのは、見た目の固定観念に縛られないで、純粋に音で選んでCDを購入して欲しいという意向があったからだそうです。
たしかに、洋楽をあまり聴かない人は英語が羅列されたジャケットを見ただけで、手に取ることをやめてしまうかもしれません。

現代は情報が多すぎる程に開示され、特にこちらから行動を起こさなくても得ることができます。しかし、それ故に“偶然の発見”が無くなってしまっているのも事実です。
ネット等の前情報ありきで物を購入することが当たり前となった今、敢えて情報を隠すということはなかなか斬新な手法かもしれません。
そして“ここに行けば何かが見つかる”という気持ちをユーザに持たせ、他店との差別化に成功したからこそ、こんなにも支持されたのでしょう。
これはきっとCDだけでなく、様々な事に言えるはずです。

情報化社会の現代こそ、逆の発想をもって情報を伏せることに目を向けていくべきかもしれません。

残響SHOP公式サイトはコチラ>>

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