2015年10月26日

スマホアプリで人助け?!見て教えるBe My Eyseとは?

厚生労働省の調査によれば、視覚障害者は全国約40万人とのことです。

盲導犬やガイド ヘルパーの助けを借りることはできても日常のささいなこと、例えば「食品の賞味期限がいつまでか?」というような質問をわざわざヘルパーに尋ねるのは気を使いますね。ですがそんな“ささいなこと“をスマートフォンカメラが手助けしてくれると言うアプリサービスがあるそうです。


それは「Be My Eyes」と言うアプリサービスで、現状の映像を見えている人と見えない両者で共有し、見えない人へ言葉で教えられるようにすると言うアプリです。
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●Be My Eyes ~ Lend Your Eyes to the Blind


「Be My Eyes」の仕組みは、視覚障害をもつ人がアプリケーションを通じて手助けを依頼したとき、視覚障害を持たない利用者に対して通知が送られることとなります。
手助けを必要とする側と、手助け可能な人の間でマッチングできて、両者は音声およびビデオ通話で繋がることとなります。手助け可能な人が代わりに見て助けるという仕組みです。
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アプリの設定言語を日本語にしておくと、日本にいる目の見えない人を助けることができます。 見て教えられる事ならば今すぐにでも手助け出来そうですね。


※現在「Be My Eyes」はiOS版があり、今後Android/Windows Phoneでもリリースを予定しています。

2015年10月19日

光を当てるだけでアレルギー成分を瞬時に解析!小型分子スキャナー「SCiO」でより安心・安全な生活が実現

私は幼少の頃から、食べ物でじんましんが出たり、
衣服で肌が痒くなったりとアレルギーに敏感な体質です。
一定量以下だと表記義務がないため、
表示をきちんと確認したとしても、
その微量の成分に反応して発症したのだと考えられます。

食品や衣類など生きる上に欠かせないものに対して、
必要以上に神経を尖らせるのは正直疲れるものがあります…。

それですので、常々、目の前にある物の成分が
一瞬で調べられる魔法のようなアイテムがあれば良いのに…
と思っていましたが、とうとう見つけました!


それは、光を当てるだけで物の成分を調べられるという
小型分子スキャナー「SCiO(サイオ)」です。

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「SCiO」はConsumer Physics社が開発した
手のひらサイズの小型分子スキャナーで、
光を照射した物体の成分データを、
瞬時にスマホで確認することができる優れもの。

例えば、洋服に当てて毛皮が本物かどうか調べたり、
食品ならば含まれている成分がわかるので、
アレルギーの人も安心して購入できます。

果物に当てればカロリー・糖度に加え、
水分含有量も表示されるので、
どれが一番美味しいかも一発でわかるのです。


身の回りにあるどんな物でも成分を調べられるので、
さまざまな分野での活用が期待されるでしょう。


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SCiOは「近赤外線分光法」という
非破壊及び非接触での測定が可能な技術を用いており、
その結果をリアルタイムでスマホに送信される仕組みになっています。

重さは20g程度と非常に軽く、バッテリーの持ちは1週間以上。
スマホとの連携はBluetoothを使用しているので、
対応している端末があれば利用することができます。

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今ならサイトから249ドル(約3万円)で予約でき(日本への送料は35ドル)、
来年の2月から順次発送される予定です。


個人的に、アレルギーだけでなくダイエットの面でも
大いに活用したいこのアイテム。
Consumer Physics社は
「将来は全スマホに標準装備できるようにしたい」と意気込んでいるようで、
そうなる日を首を長くして待つばかりです。
 
 
SCiO
 

2015年10月15日

Siriを活用!トヨタの画期的なラジオ広告

iPhoneのiOS8以降、
"Hey Siri"の設定をすると、
ホームボタンを押さずに
音声だけでSiriが起動されるようになりました。

Siriといえば音声会話でやり取りできる
iOS向けの秘書機能です。

2ちゃんねるや一部のまとめサイトでは
Siriとの会話の中で生まれる
面白い回答が話題になっていますね。


さて、今回ご紹介するのは
そんなSiriを活用したトヨタのラジオCMです。


日本では自動車を運転中に
携帯電話に触れると違反になります。

この規定は16年も前に定められたものなのですが、
携帯電話の機能が発達した今、
スマートフォンに気を取られ事故を起こしてしまうことは
日本だけではなく、世界中で増えているのではないかと思います。

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そこでトヨタは、朝と夕方の通勤ラッシュ時間帯、
運転中のドライバーが持つiPhoneに向かって
話かけるようなラジオCMを流しました。


「ヘイ!Siri!機内モードをオンにしてください」
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ドライバーのiPhoneはSiriが起動され、こう答えます。
「本当に機内モードをオンにしていいんですか?」


ラジオからは続けてこう話しかけます。
「そうです。携帯電話がついた状態で運転することは非常に危険です。」


そしてiPhoneは自動的に機内モードになり
ネット接続等が遮断されます。
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このラジオCMはスウェーデンで流され、
世界中で話題になったそうです。

個人的に気になるのは、
運転中ではないリスナーのiPhoneや
カーナビアプリを起動しているiPhoneまで、
勝手に機内モードになってしまう点です。
日本で実施したらクレームになりそうです。

広告自体は啓蒙を目的としているため、
効果は未知数ですが、
ラジオから遠隔操作でユーザのiPhoneを操る手法は斬新です。
まるで推理小説のトリックのようですね。

2015年10月05日

ロボットたちがお出迎え!オール自動化の「変なホテル」で近未来へタイムスリップ!?

ハウステンボスのオフィシャルホテル「変なホテル」が
7月17のオープン以来、好評を得ているようです。
満室が続き、
宿泊料はオークションで決める形ですが、高値で落札されているのだとか。

変なホテル
http://www.h-n-h.jp/

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訪れた人は、まずフロントからして驚かされてしまいます。
恐竜型、ロボット型、女性型ロボットが出迎え、
センサーで来客を感知し、
ボタンやタッチパネルを操作することで会話もできてしまいます。

さらにはアーム型ロボットがクロークを担当、
ポーターロボットが荷物を運んでくれるなど
驚きの連続です。

その他、部屋では、会話ロボットで電気のオンオフをしたり、
顔認証でロック解除をしたりと最新の技術がふんだんに駆使されています。

単に機械端末を導入しただけの自動化だと無機質になりがちなところを
ロボットにスタッフの業務の代行をさせるなどエンターテイメント性を保ち
宿泊者を楽しませているところが成功のポイントのようです。

コンセプトが「変わり続けることをお約束」ということなので、
これからも新しいロボットが登場し、
今までにない技術やサービスが導入されていきそうで楽しみですね。