2016年03月07日
Googleに好かれるサイトを目指せ!まずはこの4点からチェック
こんにちは。
最新のWebマーケティング情報がチェックできるネットシーズブログ、
今回は多賀谷が、「Googleに好かれるサイトづくり」
についてご紹介させていただきます。
さて、企業のWeb担当者様やWebサービス運営者様は、
自分のサイトをより多くの方に見てもらいたいはずです。
サイトに来てもらう方法はいくつかありますが、主に
1 サイトのURL or サイトへのリンクをクリックしてもらう
2 検索エンジン上で、検索結果として表示される
の2つがあり、今回は、2の方法についてみていきます。
あなたのサイトが、検索エンジンに引っかかりやすくなり、
検索結果のより上位(若いページ)に表示させることができれば、
検索キーワードに興味のある人の、サイトへの流入件数を増やすことができます。
それはつまり、サイトのPV(ページビュー)が上がり、
サービスの会員登録数増加や、商品の売り上げ拡大など、
アクセスアップに繋げることができるのです。
では、検索順位を上げるにはどうすればいいのでしょうか。
まず、日本における検索エンジンシェアは、
「63.24%」とGoogleが圧倒的なシェアを占めています。
(2016年2月現在 StatCounterを使用)
(画像出典:StatCounter Global Stats http://gs.statcounter.com/)
二番手は、Yahoo!検索となりますが、
実は、Yahoo!検索も、Googleの検索エンジンアルゴリズムを使っているので、
Yahoo! 検索のシェア分「33.44%」を加えると、なんと「96.68%」にも上ります。
つまり、検索順位を上げ、アクセスを向上させるには、
Googleに好かれるサイトを目指すのが最短ルートなのです。
ウェブサイトは24時間365日働き続ける、営業マンです。
検索順位を上げて、Webサイトに、より働いてもらえば、
お問い合わせを増やし、より多くのリードを獲得できるようになります。
とりあえず作っただけで、名刺代わりに放置しているようなサイトは、
もったいないとしか言いようがありません。
今すぐにでも改善できるポイントを、4つの視点からご紹介するので、
できる部分から対策を行っていきましょう。
検索順位を上げる対策のことを、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)
と言います。まずはSEOについて、振り返ってみましょう。
Googleは、インターネットをするうえで検索こそが重要であるため、
無数にあるWebサイトを、キーワードごとにまとめる(分類する)ことが必要である、
という考えのもとに運営されています。
ユーザは何かを探しているときに検索をするので、
その瞬間こそがアプローチのチャンスであり、広告も出しやすい、
という論法で広告を収益の柱としています。
Googleの検索エンジンは、学術論文の考え方が元になっています。
引用される数が多ければ多いほど良いとされる論文と同様に、
たくさんリンクをはられているサイトは良いサイトだ、という考えに基づいて生み出されました。
ところが、Googleのアルゴリズムを悪用する人たちが、
とにかく被リンク(外部のサイトからはられているリンク)数だけを
やみくもに増やし検索順位を上げようとしました。
その結果、スパムリンクが乱立してしまいました。
スパム対策への対策として、Googleは被リンクだけでなく、
他にもたくさんの指標を用いてサイトの価値を判断するようになりました。
そこで重視されるようになったのが、内部対策です。
それでは、内部対策とは何をすればいいのでしょうか。
自分でできるの?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
SEOというと、専門的な知識が必要なイメージがありませんか?
私たちは、SEOという言葉を聞くと、つい難しいものと思いがちです。
しかし、実際すべきことのひとつひとつは、難しいものではありません。
難しいと感じるのは、SEO専門の会社が、お金を取るために、
いかにも研究に研究を重ねているようにブランディングをしてきたためなのです
(もちろん中には、良心的な会社もあります)。
実際は、企業の担当者様でも、簡単に対策できる部分があります。
それでは、Googleが好むサイトづくりについて、本題に入りましょう!
対策1 サイトのボリュームと質を高める
まずは、あなたのホームページの、
1ページあたりの文字数を数えてみてください。
何文字くらいでしたか?
なぜ文字数を数えていただいたかというと、
Googleはページの文字数をひとつの指標としているからです。
かつては800文字程度がベストとされていましたが、
今では増える傾向にあり、4000文字くらいは必要とも言われています。
また、ページの文章はオリジナルであることが求められています。
文字数をかせごうと、ページ内のテキストがコピーアンドペースト中心だとしたら、
反対にペナルティの対象になってしまいます。
Googleは、機械的なプログラムと目視を組み合わせて、巡回(チェック)していますので、
小手先のごまかしは通用しません。
オリジナルのテキストで4000文字というと、結構なボリュームですので、
まずは目標値にして、少しでも増やしていきましょう。
文章を見直す際は、メインとなるキーワードを中心に、
メインワードと関連性のあるキーワードや
あなたのサイトのターゲット属性に合ったキーワード、
検索数が増えそうなキーワードを盛り込むことで、
サイトへの流入キーワードが増え、検索にかかりやすくなります。
対策2 サイトを定期的に更新する
あなたはホームページを、どのくらいの頻度で更新していますか?
Googleは、サイトが更新される頻度も、ひとつの指標としています。
しかも、単に文や単語を入れ替えるような更新ではなく、
ボリュームアップを伴う更新を、進化として高く評価します。
ただ、そんなに頻繁に更新する内容がないケースも、あると思います。
そこで今、有効と言われているのが、ブログ記事を書くことです。
ブログの内容は、会社の業務内容に関連することや、
あなたのお客様や、将来お客様になってもらえそうな方々が、
興味のあるテーマにしましょう。
対策3 スマホ最適化する
あなたのサイトをスマホで見ると、どのように表示されますか?
もし、見づらかったり、表示が崩れていたりしたら要注意です。
インターネット利用者のうち、スマホ端末の利用状況は、
42.4%と、約半数にも上ります(総務省平成26年版情報通信白書より)。
サイト担当者は、スマホ対策が必須となっていますし、
Googleも今では、ひとつの指標としています。
対応方法は2つあり、スマホ用のサイトを用意するか、
レスポンシブデザインにするかです。
レスポンシブデザインは、ファイル自体は単一で、
閲覧するブラウザの横幅によって、自動で切り替わるデザインのことです。
スマホサイト作成やレスポンシブ化をしようにも、
コーディングのスキルがなかったり、リソースがない場合は、
今はCMS(HTMLやCSSなどの専門知識がなくても、サイトを作成・更新できるようなシステム)
が充実していますので、活用をおすすめします。
たとえば、WordPressなどを使うと、費用と時間をかけず、
デザインテンプレートとプラグイン(機能追加)を利用して、サイトが作成できます。
WordPressでは、レスポンシブデザインに対応したテンプレートや、
スマホ対応できるプラグインが用意されていますので、
もしも、ホームページを1からスクラッチで開発することが面倒であれば、
WordPressで再構築するのもありだと思います。
対策4 サイトのテーマ性を統一し、リンク構造を整理する
最後に、あなたのホームページは、情報とページ遷移が整理されていますか?
Googleは、1つのドメインに対して1つのテーマであるか、ということも指標にしています。
(ドメイン:http://www.netseeds.jp/というアドレスであれば、netseeds.jpの部分)
もしも全く違うテーマが混在するようであれば、
ドメインを分けることをおすすめします。
さらに、Googleは、サイト訪問者が、
行きたいページにすぐ行き着けるか、ということも指標としています。
もしも、ページを継ぎ足し継ぎ足ししていって、ごちゃごちゃしていたり、
ページ同士の関連性があいまいであれば、見直しが必要でしょう。
サイトマップやパンくずリストも必須です。
パンくずリストとは、
サイト訪問者が今開いているページは、どの階層に属しているのかを示すものです。
例えば、「対策3 スマホ最適化」で引用した「総務省平成26年版情報通信白書」は、
Googleで、「インターネット利用者」「スマホ」のキーワードで検索し、
上位に表示されたものを開いて、閲覧しました。
(画像出典:Google https://www.google.co.jp/)
開いたページには、
「総務省トップ > 政策 > 白書 > 26年版 > インターネットの利用状況」
というパンくずがついているので、総務省の26年度版白書のうち、
インターネット利用状況についてのページに行き着いたことが、瞬時に分かりました。
(画像出典:総務省 http://www.soumu.go.jp/)
このように、サイトやディレクトリ、コンテンツが構造化され、
パンくずとして明示されていることを、Googleは高く評価します。
また、各ページごとに、ウエイトを置きたい・検索にかかりたいキーワードを用いて、
ページタイトルをつけるようにしましょう。
さて、この記事では、Googleが指標としているいくつかの点をご紹介し、
自社のリソースを使ってできる、簡単なサイト改善方法をご提案してきました。
Googleの指標は、時代の流れや周囲の状況によって大きく変わります。
ただ、いつの時代も、サイトを訪れる・閲覧する人にとって有益であるか、
が基準になっていることは変わりません。
Googleは、検索した人にとって、メリットがあるものを上位に表示させようと、
日々改善を重ねています。
そう考えていただくと、Googleに好かれるサイト作りは、
何も難しいものでない、と実感していただけるはずです。
Google、恐れることなかれ。
あなたのサイトを、検索結果の上位に表示されるようにし、
サイトへの訪問者を、ドンドン増やし、アクセスを向上させていきましょう。
- by 多賀谷真帆
- at 20:19
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