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注目の「新聞を聞く」アプリ、アルキキ 占いで毎朝の活用シーンを訴求する

アルキキ

株式会社 朝日新聞社様
新聞を聞く-アルキキ
無料でいつでも音声ニュース

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穂積様の所属されているメディアラボとはどのような部署なのですか?

2013年6月にできた新しい組織です。これまでの「新聞社の常識」をうち破り、新しいビジネスや商品の開発することを目的につくられました。ベンチャー投資などもおこなっています。

メディアラボにはどのような方がいらっしゃるのですか?

新聞社の様々なメンバー、例えば、編集や営業、輪転機の技術者、IT関連の技術者らが集まっています。社内で何かを始めるときには、部門間の壁にぶつかることが多いのですが、メディアラボには各部門出身の人がいるので、仕事がとてもやりやすいです。大きな組織である新聞社でも、スピード感をもって動けるようになっています。

穂積様はどのような経緯でメディアラボのメンバーになったのですか?

私はもともと広告営業です。2014年に社内の新事業創出コンテンストで最優秀提案を選ばれたことがきっかけで、メディアラボに移りました。その時、社内でプレゼンをしたのが、今回占いを導入した音声ニュース配信アプリです。

アルキキはどのようなアプリですか?

音声合成技術を使い、新聞記事を音声化して届けるニュース配信アプリです。声の質にはこだわっています。新聞は書き言葉で書かれており、そのまま読み上げると聞きにくいことがあります。例えば新聞では「米国」としばしば書きますが、話し言葉ではあまり使わないですよね。読み上げる場合は「アメリカ」に置き換えたほうがいいのです。また新聞記事では「きのう」とか「きょう」とかを原則的に使いません。「新聞は発行日に読まれるとは限らない」という建前からそんな習慣があるのですが、きのう起きた事件の記事なら「きのう」のほうがわかりやすいですね。また書き言葉では表現されないアクセントや「間」も、記事の読み上げでは聞きやすさに大きく影響します。そんなことを考えて、できるだけ聞きやすい音声ファイルができるよう、1年間かけて辞書を作りました。実は、アルキキをリリースするにあたり一番大変だったのはこの作業でした。

アルキキはどのようなきっかけで思いついたのですか?

私自身の経験から思いつきました。以前は毎朝、満員電車の中でスマートフォンを使いニュースを読んでいました。しかし、スマートフォンで文字を読むと目が疲れますし、混雑した車内では狭くて読みづらいことがありました。そこで思いついたのがこんなアプリです。私の家から駅まで徒歩10分ほど、その間にニュースを聞ければよいと考えたのです。
アルキキは「朝は忙しくて新聞を読む時間がない、けれども大事なニュースは知っておきたいビジネスパーソン」に使ってもらいたいと考えていますが、それはまさに私自身のことなのです。

リリース後の評判はいかがですか?

現在、リリースして1週間ですが、AndroidとiOS両方で15,000ダウンロードほどされています。また、App StoreやGoogle Play のユーザ評価は非常に高いです。みなさん、声のキレイさや聞きやすさに驚いています。音声合成というともっとロボットのような音声をイメージされている方が多かったようです。

占いをご検討された経緯を教えてください。

アルキキの一番の売りは、画面を見なくてもニュースがわかるという点です。だからアプリの画面も非常にシンプルなデザインになっています。でも、アプリを起動し、再生ボタンを押すという操作するとき、再生ボタンだけでは味気ないと思いました。
「朝、家をでるときアルキキを起動する、その瞬間、どのような情報があったらうれしいか…」と考えました。その結果が、占いと天気予報だったのです。
占いは設定をしなければ表示されないようになっているのですが、私が周囲の方々に話を聞くかぎり、多くの方が占いを楽しんでいるようです。
新聞を聞くついでに占いをみるというシーンもありますが、逆に占いをきっかけにニュースを聞くというシーンもつくることができるのではと思っています。

今後はどのような展開を考えていますか?

現在、朝刊に掲載された一部記事と速報ニュースを配信していますが、ユーザーはニュースを選ぶことができません。ですので、将来はユーザーが知りたいニュースを届けるようにしていきたいです。「経済」や「スポーツ」といったカテゴリーを用意し、様々なニーズにこたえていくようなことを考えています。
また、テキストを音声に変換して届ける事業については、広く様々な企業と連携していきたいと考えています。
新聞社や出版社、WEBメディアを運営している会社など、テキスト情報を持っている会社が音声の形でユーザーに届けるためにはアルキキと連携すればよい、という流れをつくっていきたいです。リリースして1週間で、すでに数社様よりお問い合わせをいただいています。

当社のWEBサイトをご覧の方へメッセージをお願いします。

ぜひ一度ダウンロードをして利用してみてください。読み上げの自然さと聞きやすさに驚くと思います。
新しい新聞との向き合い方、新聞を聞くという新しいスタイルを体験してください。
また、ビジネスとしてアルキキにご興味をいただける企業の方も、お気軽にご連絡をいただけたらと思います。

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