2014年03月17日
自分の足専用！3Dプリンタで中敷きを製造する。
卸したての靴で痛い思いをした方や、外反母趾等の足病でなかなか自分に合う靴が見つけられない方に朗報です。
模型や人工骨の製造といった、工業・医療の分野で活躍を期待されている3Dプリンタで、自分の足に合ったインソール（中敷き）を作るサービスが展開されようとしています。
その名も「Sole」。サービスを展開する同名の会社Sole社には、足病学や生体学に基づくソフトウェア工学の専門スタッフがいることもあり、より個人の足にフィットしたインソールを製造することができるというのです。
作り方は意外にも簡単。スマートフォンアプリを使って、足の形状、体重、体のバランスなどのデータを送り、好きな色を選ぶだけ。従来の型を取る方法では、仕上がりに何週間も掛かりますが、このサービスであれば約2日程で製造が可能です。
ヒールの高い靴や、素材の固い革靴は、履きなれるまで痛みを伴うことが多いはず。そんな時、市販のインソールを使って痛みを和らげたり、微妙なサイズの調整を行いますが、千差万別の足の形にピッタリ収まることは少ないでしょう。
多少我慢してでも…と無理をしていると、姿勢が悪くなったり、足の関節に負担をかけることで、腰痛や肩こりといった別の体調不良を起こしかねません。
そういった観点から、「Sole」は現在、医療機関への提供を中心にしていますが、今後は一般消費者向けにもサービスを予定しているそうです。
毎回新しい靴を卸すたびに、足のたこを増やしている身としては、早いサービススタートを期待せざるを得えません。
「Sole」ホームページはコチラ>>
- by 西内知枝子
- at 21:39
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