占いマーケティング会議議事録

こんにちは、営業部の三浦です。

異物混入や食品偽装問題によるものでしょうか、
なんとなく低迷感のあるファストフード業界。

思えば私もここ数ヶ月、ハンバーガーやポテトを口にしていません。
マイナスイメージってなかなか払拭されないものですね。

さて、そんな最中、
今回ご紹介するのは、スウェーデンのファストフードチェーン店、Sibylla社の事例です。

同社が仕掛けたプロモーションは占い、
それもフライドポテト占いです。

購入したフライドポテトをトレイの上に出し、写真を撮り、InstagramのSibylla社アカウントページに投稿すると、
本物の占い師の方が、運勢を占ってくれるというものです。

このフライドポテト占いのプロモーションは大成功だったようで
Instagramのフォロワー数が15倍に、
前年より売上が35%も増えたそうです。

こちらが占い師のVivan Eklof先生。

なんとなく、貫禄を感じる先生ですね。

フライドポテト占いときくと、本当に当たるのか、疑問を感じてしまいますが、
きっとVivan Eklof先生独自の考え、経験則から導かれるものがあるのでしょう。

飲み終わったコップの模様から占うような、
イギリスの紅茶占い、トルコのコーヒー占いのようなものなのかもしれません。

今回のプロモーションが成功したのは
占いを通じてユーザとのOne to Oneなコミュニケーションが
作れたからだと思います。

占い結果は自分だけのもの。

だから占いをみると嬉しくなったり
人に知ってもらいたくなったりするのではないでしょうか。