2016年09月23日
“Pechat”が実現する、ぬいぐるみと会話できる夢のような世界
幼いころ、ぬいぐるみに向かい、
話しかけたことはないでしょうか。
ぬいぐるみと一緒にご飯を食べたり、おままごとをしたり、
空想的な一人遊びをしたことはないでしょうか。
しかし、当然のことではありますが、
ぬいぐるみに話しかけても返事はありません。
愛着のあるぬいぐるみと会話できるというのは
おとぎ話の世界でしかないのです。
今回は、そんなおとぎ話の世界を実現できる装置、
Pechatをご紹介します。
このボタンを、お気に入りのぬいぐるみや人形に取り付け
専用のスマホアプリを操作すると、
ぬいぐるみと会話をすることができるのです。
声に反応して自動でおしゃべりやあいづちをするモードや
リストから選んだ歌を歌うモード、
入力した文字をかわいく読みあげるモードなど、
子育ての様々なシーンに合わせた機能を持っています。
トランシーバーのように、
お父さん、お母さんがスマホアプリから話しかけ
リアルタイムでやり取りする機能もあるので、
両親にはいえない、ちょっとした内緒話を聞くこともできます。
お気に入りのぬいぐるみとコミュニケーションがとれるなんて、
きっと子供にとっては夢のような世界でしょう。
両親にとっても、かまってあげられない時間に
ぬいぐるみが知育・情操教育をしてくれるのはありがたいことだと思います。
現在、Pechatはクラウドファンディングサービスを通じ
先行販売をしています。
目標金額 500,000円に対し、
現在、10倍以上、5,000,000円以上の金額が集まっています。
子育て中の方、またはこれからお子さんが生まれるご予定の方は
ぜひチェックしてみてください。
https://www.makuake.com/project/pechat/
また、余談でありますが、
このPechatをリリースしているのはmonomというプロジェクトです。
monomは大手広告代理店である博報堂が
社外のパートナーと協業し、新しい生活スタイルや市場を開拓していくための試みで、
Pechat以外にも2つのプロダクトが生み出しています。
1つ目はiDollです。
声に反応して、音声と動きで
様々なコミュニケーションを取ることのできるロボットです。
開発中のスマホアプリやPC用ソフトで
iDollの動作を設定することができます。
2つ目はMemory Clock。
アルバムになる壁掛け時計です。
スマホやPCからアップロードされた写真が
撮影された日付と同じ日に、
文字盤に映し出されます。
新しい発想と新しい技術で、
次々と革新的な商品を生み出すmonom。
iDoll、Memory Clock、Pechatに続く
4番目のプロダクトにも期待したいですね。
- by 三浦東平
- at 19:04
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